いつだって終わりは突然にやってくる

想い・気づき

台風の時期到来。体調を崩さないように気をつけていこう。

市役所職員として仕事をしているときに、
自分はこのままここで仕事を続けたいのかと考えるきっかけになった1つに、
「人が亡くなる」ということがありました。

業務中に所属長から集合するよう指示があり、
何事かと会議室に行くと、同僚の奥さんが亡くなったという知らせがありました。
詳しくはわかりませんでしたが、突然死とのこと。
奥さんの年齢が30代前半、しかも半年前に出産したばかりで、
その同僚に出産祝いを渡したばかりでした。
ご香典を包むことになってしまうなんて、信じられなかったです。
その後に2件ほど、違う部署で面識のない方でしたが、
突然死…不幸があったという知らせが続きました。

もしかしたら、明日は我が身ではないだろうか。

そんな不安が出てきた後、
今のこの環境に身を置いていて良いのだろうかと、ふと思ってしまったんです。
本当にこのまま言われたとおりに仕事して、我慢を続けて、
興味のないことを必要だからと必死に勉強し、
家と職場の往復のみで友人と呼べる親しい人もいない、
この状態を続けていってもいいのかと。

今の生活って、明日も当然あると思っているけども、決してそうではない。
夜、寝てしまったら、明日は来ないかもしれない…。

私は中途採用で市役所職員になりましたが、最初の配属先は上司のパワハラがひどく、
その上司のおかげで退職者や休職者を数多く輩出しているという部署でした。
その部署で私自身も休職を経験しました。
この時からなんとなく、違和感があったのです。
助けを求めて人事課に相談しても
「気のせいだろう、もう少しうまくやってみたら」
「あの人(上司)はそういう人だからしょうがないんだよ」って言われて、
面倒なこと言ってこないでほしいといった空気がありました。

市役所職員という雇用を守られ、決して悪くない社会的地位も得られました。
でも、内情は違和感だらけ。
この違和感たちを、もやもやを抱えて仕事を続けていくことが、
本当にやりたかったことなのだろうか。この先、私はどうしたいのだろうか。

答えなんてすぐ出てこなかったです。たくさん悩み続けました。
結果、私は市役所を退職しましたが、世間的にそれが正解だったと判断するのは難しいです。
ただ、私の内側にあった答えの中から最善のものを選んだんだ、
と私自身が納得しているのでこれでいいんです。

さあ、もしかしたら、私の命は残り少ないのかもしれない。
それならば、何をしていこうか。この後何しよう。
今日はとてもさいこうな1日だったなって思える日々を重ねていこう。

今日もありがとうございました。

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