親子関係がその後の人生に大きな影響を
与えているというのはみなさんご存じかと…。
私は、母親を怒らせてしまって、
3歳前後の記憶では部屋から閉め出され
小学生になりたての記憶では
玄関から閉め出されたものがあります。
3歳前後なんてって思うかもしれないですが、
「そんなこと言うならいなくていい」
と部屋から閉め出されました。
泣き叫んでいた記憶があります。
ただこの後どうなったのかは覚えていません。
次に小学生のときの記憶は悲惨です。
これもやっぱり
「そんなこと言うならもういなくていい」
って感じで家から閉め出されました。
夜になってからの出来事で、
ひんやりした空気のなか
玄関ごしにうずくまって泣き叫んでました。
「ごめんなさい」
「もうしません」
「私が悪かったです。許してください」
もう呪文のようにこれらの言葉を
泣きながらずっと言っていました。
きっと、今の世の中なら
通報されていたと思います。
なかなか入れてもらえず
もう泣きすぎて放心状態だし
「だめなんだ…」と絶望していたときに
近所のおばさんがわざわざ来てくれて
一緒に謝ってくれたんです。
「もう十分反省しているようだから
家のなかにいれてやんな」
そう近所のおばさんが言ってくれて
仕方なしに母は家のなかに入れてくれました。
ただ、家のなかに入って母から一言
「全然謝ってないよね」
「反省しているなんて口にしてただけでしょ」
すごく怖かったです。
「母の思い通りにしなきゃいけない」
「ただ母の完璧に応えなきゃ」
正しい姿でいないといけない
完璧でいないといけない
そんな風になったきっかけが
この出来事だったのではないかと
私は自己分析しています。
と同時に、
「完璧じゃないと愛されない」
「応えていない私は愛されない」
という方程式もできてしまった。
だからすごく周りの目が気になるんですよね
条件つきの愛情
ずっとこの枠のなかで生きてきたから
「自分は無条件で愛される存在」
と言われても、ピンとこない。
最近やっと愛されてもいいんだよねって
ちょっと思えるようになってきた感じです。
でも、こういった経過があるということを
ちゃんと自己分析できていることが大切。
自分の思考ぐせを知ることが大切。
そうすれば
「またこの”くせ”でてきた」ってわかるから
「愛されていない」って思い込んでいると
各方面に思わぬこじれを生み出している
可能性が大なんですよね。
(私は派生している人でした)
記憶たどって、向き合うのって
しんどいこともあるから無理にとは言わない。
けど、今の状況を打破したいなら
根本のところを追ってみるといいかも。
大丈夫、うまくいくから。
今日もありがとうございました。
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