私はいやなことをノートに書き出していますが、
実際に言葉にして出すこともよくしています。
飲み込んでいた言葉たちを吐露する。
これ、ノートに書き出すより圧倒的に効果がある。
私は、周りの目を気にして、
他人に噓をつかないようにふるまっていたら
自分にたくさんの嘘をついていました。
本当はあのとき
「大丈夫です」じゃなくて「私も今ムリです」って言いたかった。
こんな言葉は序の口。
もっともっと汚い言葉や罵るような言葉がでてくる。
相手を責め立てていくような言葉を連発することもあるよ。
だって抑え込んでいた分、堰を切ったら止まらない。
ずっと腹の底にため込んでいた。
のどに詰まらせていた。
周りに遠慮して抑えた言葉たち、そして感情たち。
いまごろ反抗期かってくらい突っかかる言葉も出てくる。
でも、それをちゃんと声に出していくことに意味がある。
頭で考えているよりも、声に出してみてはじめて、
「あぁ、そんなことも思ってたんだ」って気づけることもある。
汚い言葉やネガティブなことを言うってどうしてもためらいがち。
それでなくても、こんな醜い自分がいると認めたくないしね。
でも、そんな醜い自分がいる、感情がある。
怒り狂っていたり、駄々っ子のように人をうらやんで泣いている。
責任おしつけたり、自分は悪くないって叫んでいる自分がいる。
そんな自分を表に出す。
そして、こんな自分もいたんだって知ってあげよう。
そうすれば、自分がこじれていることもわかるよ。
表に出してもらえた感情たちが報われる。
私は鏡を見ながら言葉を吐き出している。
あとは、ろうそくの火を見ながら言っているときもある。
くすぶっていたものがなくなると、身体がスンってなる。
呼吸がしやすくなるんだよね。
最近のものもあるけど、子どものときまでさかのぼって、
自分がグッとがまんして飲み込んだやつ
吐き出してあげていこう。
今日もがんばっているね。いつもありがとうございます。
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